静岡サンダルの魅力 Feature

先進性・未来性

ユーザーの真の声を聴く

ここ数年、オフィスや医療機関で働く女性に職場で靴をオフィスサンダルに履き替えるという習慣が定着してきています。サンダルメーカーとしてはサンダルの履きやすさ、快適さが評価され大変嬉しい思いです。しかし、毎日履くことで簡単には取れない汚れが染みつきます。特に医療機関では日常的に薬品や汚染物を扱うのですぐに汚れてしまい、汚れたらそのままゴミ箱へ・・・。これでは嬉しいどころか悲しい現実です。

買い替えの理由は?

実際にオフィスサンダルを履いて働く女性にサンダルの買い替えについてアンケートを実施しました。

買い替えの理由については、「壊れたから」が44%、次いで「汚れたから」が37%を占めました。また、47%もの方がお手入れをせず、「汚れにくいサンダルがあったら欲しい」という方が78%もいらっしゃったのです。ならばそのご要望に応えるのが私たちの仕事です。

汚れる場所は?

試行錯誤から課題の解決へ

アンケートから、中でも表面の汚れを気にしていらっしゃることがわかりました。表面が汚いのは見た目の印象は悪いですし、履いていて気分もよくありません。

そこで私たちは、難しいお手入れなしに清潔&キレイな足元を保ち続けられるサンダルを作るべく、素材メーカーと汚れない素材の共同開発を行いました。その結果、汚れがつきにくく、浸透しにくい特殊加工を施した素材の開発に成功したのです。油性マジックをつけても、さっと拭き取るだけでお手入れも大変簡単という、まさに働く女性の味方になりうるものが生まれました。

伝統産業に新しい風を

江戸時代から全国に広まった静岡の履き物産業。私たち静岡サンダル工業協同組合では、伝統的な技術を受け継ぎ、守りつつも、こうした新技術・新素材を積極的に採用することで、さらなる発展や地場産業の保護が期待できると信じております。常日頃より、伝統だけにとらわれることなく飽くなき探究心で、皆様に愛されるサンダルを作り続けてまいります。

技術力

中国を中心に輸入履物の存在感が高まる市場。
その世でも、静岡の履物企業は、継続して愛用いただいています。

私たちは、「履物の基礎」を知っています。

昭和33年からスタートしました、我々組合員は、製造業の集まりです。
すでに半世紀、履物で仕事をさせていただいてきました。
先輩方々の知識が、企業内で継承されてきた結果、様々な形で、市場の中で存在感を示しています。

足フィットが良いサンダルを作る会社が静岡にあるのは何故か?
足にあった履物の設計を、自らできるからです。

なぜ静岡の子供靴のイラストは美しいのか?
江戸時代から静岡で発展してきた、漆器の技術が継承されているからです。

不良の起こりにくい設計のポイントを見抜く力があるのは何故か?
明治~昭和25年まで全国一であった履物生産の基礎知識が継承されているからです。

そしてどんなによい履物を設計できても、生産できなければ意味がありません。
知識、技術をもとに、今も純国産で量産を実現する組合員もおります。
海外に生産拠点を設けた企業でも、知識を注ぎ、安定した量産を実現しています。

ものを作る現場が減ってきた今の世でも、技術、知識をもとに、静岡で発展に努めています。
より皆さまのライフワークにあった履物を、次の半世紀も提供できるように。

伝統力・クラフトマンシップ

静岡市技能功労者表彰“この道一筋”とは、長年において同一業種に従事し、技能の錬磨及び後進の育成等に尽力することにより市の産業の向上に寄与し、または功績のあった技能者として表彰するものです。

平成21年11月5日、静岡サンダル工業協同組合員2社、2名がこの賞を受賞いたしました。

このように、静岡サンダル工業協同組合は時代の要請に合わせた技術発展だけでなく、塗り下駄から始まった履物づくりの伝統力・クラフトマンシップを脈々と受け継ぎ高い技術力を保持・研鑽しております。

静岡市技能功労者表彰“この道一筋”を組合員2社、2名が受賞